2020年2月26日
支部員・賛助支部員・聴講生各位
中央大学通信教育部学生会神奈川支部
理事一同
【重要】新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う学習会の延期について(連絡)
当支部では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を踏まえ、2月29日(土)・3月1日(日)・3月7日(土)に開講を予定していた学習会を延期することといたしましたので、茲許ご連絡申し上げます。
これまで、当支部では、新型コロナウイルス感染症のリスクの高まりに鑑み、感染症に罹患し治癒していない方、咳や発熱等の感染症の所見のある方などには学習会への参加を控えるよう予め呼びかけるとともに、2月11日(祝)の学習会受付では参加者全員に対して非接触式赤外線体温計(医療機器)を使用した検温を実施するなど、積極的な対策を講じることにより、貴重な対面学習の「場」である学習会の開講の維持を図ってまいりました。
しかし、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が2月24日(月)に公表した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解」では、「対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境」は「感染を拡大させるリスクが高い」とされ、「できる限り、回避」が求められています。学習会は、残念ながら、まさにこの環境に該当します。
また、同見解では、「新型コロナウイルスに感染した人は、ほとんどが無症状ないし軽症」とされている一方、「無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例がある」とされています。斯かる状況では、どれほど呼びかけを行い、検温を徹底したとしても、学習会会場における感染の発生の可能性は残存してしまうこととなります。
そして、政府が2月25日(火)に発表した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」においては、「イベント等を主催する際には、感染拡大防止の観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討するよう要請する」旨が明記されました。学習会は、通教生にとって貴重な対面学習の「場」ですが、感染症の拡大のリスクを敢えて冒しながら、少なからぬ方々が関係各方面から外部の会議・研修・イベント等への参加の見合わせを要請されているいま、この時期に強行するほどの必要性はないはずです。
以上を踏まえ、当支部では、学習会へご参加される支部員・聴講生の皆さまの生命及び身体の安全を最優先とする観点から、下記のとおり、学習会を延期することといたしました。ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
- 記 -
- 延期対象の学習会
- 2020年2月29日(土) 13:55 ~ 17:45 「刑事政策」学習会(鮎田実先生)
- 2020年3月1日(日) 13:55 ~ 17:45 「行政法1」学習会(徳本広孝先生)
- 2020年3月7日(土) 13:55 ~ 17:45 「民法4(債権各論)」学習会(小賀野晶一先生)
- 延期後の日程
- 2020年2月26日(水)現在、調整中です。
- 2020年度上半期(2020年4月~9月)中に設定することを想定しております。
- 備考その他
- 2019年度の提携先各支部の支部員など、本来、延期対象の学習会に無料にてご参加いただけた方は、延期後の学習会にも無料にてご参加いただけるものとします。
- 2020年3月7日(土)の定時総会は、予定どおり開催しますが、当日は学習会も無く、総会のみの開催となることから、委任メール等を活用されることを強く推奨いたします。
- なお、2020年4月以降の学習会に関しては、大学ご当局の方針と平仄を合わせる予定です。即ち、大学ご当局が通学課程の授業や通信教育課程の各種スクーリングを実施される場合、原則として、当支部も学習会を開講するものとします。2020年4月以降、学習会を開講できることを願って已みません。
以上
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